試験内容について


身体検査

【次の基準を満たしている必要があります。】

試験当日の試験会場において下記項目について検査を行います。眼鏡等必要なものを携帯してください。
◎身体検査証明書を提出された方は、書類審査や視認等の簡易検査のみ

●視力・・・両眼0.6以上であること(矯正可)
 ただし、一眼の視力が0,6未満の場合は他眼の視力が左右150度以上、かつ、0,6以上であること。

●弁色力・・・夜間において船舶の灯火の色を識別できること(赤・緑・白の灯色の識別について検査します)

●聴力・・・5m以上の距離で話声語(普通の大きさの声音)の弁別ができること。(補聴器可)

●疫病及び身体機能の障害・・・業務に支障のないこと認められること
※各項目のただし書に該当する方は最寄の地方事務所へ相談ください。


学科試験

【試験科目と試験時間】

●一級・・・140分・64問
 小型船舶操縦者の心得及び遵守は事項(12問)、交通の方法(14問)、運航(24問)、上級運行T(8問)、上級運航U(6問)
※上級運行Tは海図作業がありますので、復帰用具以外に三角定規、ディバイダ、コンパスを準備してください。

●二級・・・70分・50問
 小型船舶操縦者の心得及び遵守事項(12問)、交通の方法(14問)、運航(24問)

●二級(湖川小出力限定)・・・30分・30問
 小型船舶操縦者の心得及び遵守事項(10問)、交通の方法(8問)、運航(12問)

●特殊・・・50分・40問
 小型船舶操縦者の心得及び遵守事項(12問)、交通の方法(10問)、運航(18問)


実技試験

【試験科目と試験船】

●一級、二級・・・長さ5m程度の船舶
 発航前の点検、安全確認、機関運転、トラブルシューティング、解らん、保留、結索、方位測定、発進・停止、後進、変針(旋回)、蛇行、人命救助、避航操船、離岸、着岸

●二級(湖川小出力限定)・・・長さ5m程度の船舶で出力15kw未満の船外機
 発進前の点検、安全確認、機関運転、解らん・保留、結索、発進・直進・停止、変針、人命救助、離岸、着岸

●特殊・・・3人乗りの水上オートバイ
 発航前の点検、安全確認、機関運転、発進・停止、コース走行、人命救助


プロモーションシステム

進級について

二級小型船舶操縦士免許受有者が一級小型船舶操縦士試験を受験する場合は、身体検査と学科試験の上級科目(上級運航T8問、上級運航U6問、計14問)のみとなり、実技試験は免除されます。
※その他の操縦免許受有者でも、科目が一部免除となる場合がありますので詳しくはご相談ください。


ロープワークについて

船上では日常的に使用され、試験に出題されるロープワークです。

   〈本結び〉

   〈8の字結び〉

   〈一重つなぎ〉

   〈二重つなぎ〉


 〈いかり結び〉

 〈もやい結び〉

 〈まき結び〉

 〈クリート止め〉